「老人ホームに入居したあと、実家はどうする?」

実は、後回しにすると困ることがあります。

千葉県で老人ホーム探しのお手伝いをしていると、
入居が決まり、ご本人も落ち着いたころ、ご家族から

「実家はどうしたらいいでしょうか?」

というご相談をいただくことがあります。

老人ホームへの入居が決まると、多くのご家族が目の前の手続きで精一杯になります。

・入居準備
・荷物の整理
・住所変更
・役所の手続き

それだけでも大変です。

でも、そのあとに残るのが「実家」です。

実は今、この空き家が全国的な社会問題になっています。

私たち老人ホーム紹介センターにも、高齢者住まい紹介事業者団体連合会を通じて、国土交通省から「空き家問題の解決に協力してほしい」という案内が届いています。

つまり、老人ホーム入居と空き家問題は切っても切れない関係なのです。


認知症になると、自宅を売却できなくなることも

「今はそのままにしておこう。」

そう考えるご家族は少なくありません。

もちろん、それも一つの選択です。

ただ注意したいのは、本人が認知症になり判断能力が低下すると、不動産の売却が難しくなるケースがあるということです。

成年後見制度などを利用する方法もありますが、

・時間
・費用
・手続き

など、ご家族の負担は決して小さくありません。

だからこそ、「まだ元気なうち」に一度家族で話し合っておくことが大切です。


空き家を持ち続けるメリットは意外と少ない

空き家を残していても、

  • 固定資産税
  • 火災や防犯のリスク
  • 草木の管理
  • 近隣への影響

など、維持するだけでも様々な負担があります。

「いつか使うかもしれない」

そう思って数年経ってしまうケースも珍しくありません。


一方で、売却にも注意点があります

もちろん、売ればすべて解決というわけでもありません。

例えば、不動産を売却して利益(譲渡所得)が出た場合、その年の所得が増え、翌年度の医療・介護の自己負担割合などに影響するケースがあります。

そのため、

「売る・売らない」

ではなく、

「いつ、どのように売るか」

まで含めて考えることが大切です。


私自身も、父の実家を売却しました

実は私自身も、父が末期がんと診断されたあと、実家の売却を経験しました。

長年暮らした家がなくなることは、とても寂しいものでした。

思い出もたくさんあります。

それでも、売却を終えたあと、不思議なくらい気持ちが整理されたことを覚えています。

「あとは前を向こう。」

そんな気持ちになれました。

家族にとっても、今後のことを考えやすくなったと感じています。


一人で悩まず、早めに相談を

老人ホーム探しと不動産の整理は、別々の問題ではありません。

実際には、どちらも同時に考えるご家族が多くいらっしゃいます。

さくもあでは老人ホーム探しのご相談だけでなく、必要に応じて信頼できる不動産会社のご紹介も行っています。

「まだ売ると決めていない」

そんな段階でも大丈夫です。

まずは今後の選択肢を知ることから始めてみませんか。


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